各メーカーとも収納家具のおすすめや空気清浄機を発売しているが、その中でもSHARPのヒット商品である蚊取り空気清浄機は、差別化戦略に成功した夏にピッタリの商品だ。最近ではどのメーカーも空気清浄機の開発は頭打ちになっているような印象がある。空気を清浄する機能がもう既にある程度高まっており、向上させる余地がないからだ。そこで各メーカーとも発売価格を下げたり、小型化を推し進めている。その中でSHARPは空気清浄機に蚊を取る機能を追加させた。もちろん世界初の機能である。空気清浄機本体の背面に蚊をおびきよせるためのブルーライトが搭載されており、おびきよせた蚊を吸い込んで粘着シートでキャッチするという仕組みだ。薬品をつかわず、蚊取り線香と違い火も使わないためお子さんがいらっしゃるご家庭でも安心して運転することができる。もちろん空気清浄の機能もプラズマクラスターが搭載されておりオールシーズン使えるものとなっている。他社が小型化などを推し進める中で空気清浄機+αで他社との差別化を図ったSHARP。その戦略はさすが、目の付けどころがシャープである。